R4第2期 第4回練習報告(2023.3/5)

練習風景 活動報告

基礎合奏

3Dバンドブックを使用して基礎合奏を行いました。

1.リップスラー

金管楽器の練習でリップスラーは大変重要です。団員の皆さんは日々の練習でしっかりと取り組んでくれているようで、スムーズに演奏できている人が多く見受けられました。

 1)テンポ
   音の移り変わりをテンポ通りに切り替えること。
 2)音量
   どの練習でも重要ですが、音量を設定して実施すること。基本はmfでやりましょう。
 3)音色、音程
   響きのある音、正確な音程で実施しましょう。

2. スケール

 木管楽器のソノリテを意識した練習を実施しました。「ソノリテ」とは、フランス語で「音質」を意味します。音域、跳躍、音量によって「音質」が変化しないように意識して演奏することが重要です。

3. 和声のお話

 「属7のアルペジオ」という題名があったので、少し和音のお話をしました。
 黒川先生の講座で音階に番号を振ることを学びましたが、このⅠ、Ⅳ、Ⅴが長三度になること、それ以外は代理和音になること、そして基本はⅤ(属和音)のみ第7音を重ねられるなどの説明をしました。少し難しい話でしたが、これから繰り返し説明していきます。時間をかけて学んでまいりましょう。

合奏

はずむ心のマーチ (後藤洋)

  最初に通しで演奏すると、曲としての形は出来上がっていました。
 そこで、今日は基礎合奏で和声の話に触れたので、メロディー、伴奏がどのように盛り上がるのかを和声という点で解説しました。これは聞いて「なんとなく終わった感じがする」とか、「盛り上がっている気がする」ということをなんとなく分かってもらえたと思います。
 また、音色の変化についても触れました。音楽が変化するときに音量だけではなく、音色も変化することが重要であることを伝えました。

アメリカン・リバーサイド・メドレー 黒川圭一編曲

 この作品はメドレーなので、指揮者を見てテンポの変化、音楽の変化に反応することが課題となってきます。まだまだ指揮者を見る習慣がない人が多いです。指揮者が出すテンポ、音楽の変化、バランスの調整などを感じることは、演奏者にとって大変重要なことです。余裕ができてから見る、ではなく常に見る(意識する)習慣を持ちましょう。

※目と目が合う必要はありません。音楽で反応してくれれば十分です。

  

ディズニーランド・セレブレーション マイケル・ブラウン編曲

 団員の希望多数で取り上げた、ディズニーの作品です。結構な難曲ですが、まずは楽譜をしっかりと読み、リズムを理解して、音程を確認して、合奏で楽しく演奏できる準備が必要です。練習時間を確保することは難しいかもしれませんが、10分楽譜を見るだけでも演奏は劇的に向上します。参考音源も楽譜を見ながら聴けば、ただ聞き流しているのとでは段違いの効果を生みます。少しの工夫。ひとひねりが結果を変えます。
 次回の合奏で皆さんが楽しく演奏できることを楽しみにしています。

次回 3月12日 に向けて

 次回は、基礎合奏では楽典講座(黒川先生)、合奏では「アメリカン・リバーサイド・メドレー」、「ディズニーランド・セレブレーション」を合奏します。

 さらに、19日のコンサートでトランペットを演奏してくださる守岡未央先生が、「ぜひ団員の伴奏で演奏をしましょう!」とお話をしてくださいました。「トワイライト・イン・アッパーウェスト」という作品をとりあげます。次回練習しますので、楽譜を見ておいてください。

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